KIMONO着れたら楽しいな

着付け師を目指して奮闘中

経験させていただける幸せ。

先週末は吉澤先生のお客様への着付けのアシスタントに入らせていただきました。

直前に先生とお会いすることもあり「何か準備しておくことはありますか?」とお伺いしましたが「特にないかな、ニコニコしていてね」とだけ言っていただきましたが...

結果、それすらも上手くできずに終わってしまいました。

仕事柄、緊張感のある場所でも「ニコニコ」している事を心がけている私でしたが、それすらも上手くできていなかったように思います。

何もできないのはわかっていましたし本当に何もしていなかったので、べっこり凹む事もなく、今回の経験を今後に繋げられるようにしたいと思います。

 

また、吉澤先生のお仕事を間近で見せていただきとても光栄でした。腰紐の締め方、締め具合、手のひらの使い方など、目から鱗がぽろぽろぽろぽろ落ちました。見とれてしまって動けなかった時間もあったと思います。至極の技を見た。という感じでした。

極め付けは、着付けをしている時間もお客様と和やかにお話をされており、お客様との空間・空気作りも素敵だな、、、と感じました。(私があまりにも緊張していたのでその分和やかにしてくださったのかもしれません...)

 

この日の事をいつか懐かしく笑って話せるように

目の前のやるべき事を淡々と1つずつ丁寧に積み重ねていこうと思います。

 

夕方からの予定が終わり帰宅すると、やっと緊張が溶けたのかその日の睡眠はとてもとても深かったです。笑

 

Lesson12

初めまして、振袖さん。

初回ということもあり、伊達襟はなし。留袖同様、重さがずっしり感じます。おはしょりは後ろも左右も1周ぐるっとすっきり収めます。

袋帯は初めて使う三本ゴム。私も着せてもらう時は使用していましたが、どのように使っているかは初めて理解しました。

ヒダを取って羽の止め方などの手順の確認を中心に進めました。

なんとか形にはなったものの、胸紐の位置が低かったので帯の位置も低くなってしまいました。次回はもっと若々しく凛々しい着姿を目指します。

 

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成人式の時に初めて振袖を着せてもらった時、

シンデレラがフェアリーゴットマザーに魔法をかけてもらって素敵なドレス姿に着替えるような、、、それと同じ感覚だったように思います。

(着付けを担当してくださる方がフェアリーゴットマザーに似ていたからというのも多少あります。笑)

完成して、鏡の前に立った時の嬉しくて誇らしくてドキドキした気持ち。またその姿を見て喜ぶ母の顔が忘れられません。

 

そういうと、、、私の中で吉澤先生は魔法使いのような存在なのかもしれないです。吉澤先生の手にかかればなんだって美しくなってしまうような...

 

私も、誰かに魔法をかけてあげたい。

それに相当する技術を身につけられるよう、練習します。

女袴の自主練

先日、中級コースにて女袴のレッスンを受けたので早速自宅で自主練。

半幅帯をもう少し見せたらよかったでしょうか。最初に2cmでピンで止めたのですが、どんどん上がってきてしまった様子ですね。もう少し見えていた方が可愛いですね。

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1回目は手順の確認。

私はお稽古中はほとんどペンを持ちません。

着せている途中で吉澤先生からアドバイスやご指摘をいただいたりもしますが、手を離す暇がないのと流れを止めるのがいやなので、着せ付けが終わってからだーーっとメモします。(私にしかわからない暗号のようなメモ)それを元に自宅で手順やポイントの確認をしながら着せ付けをします。それが終わるとお稽古中のメモには書かれてないポイントなどを新たに思い出して追記します。

そして2回目の着せ付けをします。やはり1回目より上手くいくことが多いです。

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1回目は後ろの紐を前でリボン結びにする際に背中のたるみを取り忘れていました。2回目に帯締めを締める時のように背中のたるみを前へ引いてからしっかり結ぶと、背中にピタッとくっついて枕代わりにしている半幅帯の羽にもしっかり固定されていました。

 

1回目より2回目、2回目より3回目と1つずつ気になる所を無くしていくのが目標です。

 

が、しかし!片付けよう〜と思ってふと袴の後ろ側をみると・・・まさかの長襦袢が見えていました!凡ミス!というかあってはならないミス!

長襦袢の丈あげからやり直します。。。

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中級コース:女袴

久しぶりに中級コースに参加。

中級コースでは季節に合わせた内容が多く、卒業式シーズン前の今月は女袴のレッスンがありました。

以前、中級コースも受講していたのですがその時は「袴かわいいー!」で終わってしまっていました。私も袴は大学の卒業式の際に一度着ただけなので、また自分でも着てみたいな〜と思ったのですが手順さえあやふやだったので確認のため受講しましたが、ほぼ1から教えていただくことになりました。。。

着物まで着せますね〜と言ったものの、、、開始2分で「補整のタオル曲がってない?」と吉澤先生から指摘をいただき、あたふた。腰の後ろに入れるタオルの蛇腹おりの幅が雑かったです。タオルを置く場所もこの辺りかな?と半ば適当になっていたようです。いつも使わせていただいているトルソーさんだし自宅のとあまり変わらないのでこの辺かな〜で置いていたような。

私はトルソーさんに着せるだけに練習しているわけではない!と思い出しました。。。

補整についてはまた別の機会にじっくり勉強しようと思います。。。。

 

袴の着せ付けについては手順を確認するという感じでなんとか形にできました。 

かわいいなー!袴かわいいなー!

 

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改めて。自分の中ではテンポよく何気なく手を動かしていましたが「雑」になっている部分を指摘され、ハッとしました。自分では気づいていませんでした。

私の好きな劇団四季のスローガンの一つに慣れだれ崩れ去れ」という言葉があります。

私も慣れと同時にだれが出てきてしまい、結果「着崩れ」に繋がってしまうところでした。慣れた手順でも最初から最後まで「丁寧に」という意識を頭の真ん中に置いて取り組もうと思います。

変わり結び自主練

Lesson11の自宅復習です。

変わり結びはアシンメトリーな形でバランスが難しいですね。ヒダの広げ方(大きさ?)や出てる分量など。

 

1回目はヒダのバランスは好きだったんですが、お太鼓自体の大きさが大きすぎました。

2回目はお太鼓を小さめにしてヒダも控えめにしたのですが、控えめにしすぎ?

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個人的には1枚目のようなしっかりヒダが上下に開いている形が好きですが、どうなんでしょうか?正解がまだあまりわかっていなですね。

お太鼓の大きさなども着られる方の体型、帯の柄とのバランスもありますし、一概に黄金比のようなものがなく難しいです。

日本は特に余白の美しさのようなものがあるので、”間”を大事にしないといけないのかな・・・とは考えています。”美しさ”についても少しずつ考えていかなければならないです。

 

さて、着物の方ですが。

襟の角度と帯揚げは我ながら満足でした。胸のシワもなくなりましたね。留袖の際はシワを引く事に夢中で襟が広がってしまったりしていたのですが「ピタっと止まるところまで&欲張らない」と心の中で唱えながらすると・・・綺麗になりました!

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手順は体にも入ってきたのですが、重要ポイントを頭の中で思い浮かべながら手を動かさないと仕上がりが綺麗にならない事があります。。。反復練習あるのみですね。

 

週末は久しぶりに中級コースで女袴のレッスンをしてきます!!

袴もゲットしたので畳み方だけでも予習していきます。。。

 

Lesson11

留袖、2回目です。

とはいえメインは袋帯の変わり結びなので、とりあえず着物まで着せて〜と。

留袖を自宅に持ってきていない為比翼の練習はできませんでした。(言い訳です)付け下げで礼装の練習をしていたのですが、約2週間ぶりに触る留袖の重さは付け下げの比ではありません。木綿と正絹ぐらい違う。全然違う。

床すれすれの着丈も一度では決まらず何度かトライ。

襟の角度は上前の比翼の幅が決まらず。手が慣れてない。比翼の扱い方が全くできていない。また、胸紐がゆるい。胸元のシワを引いた時に襟も動いた様子です。

これはもう練習しかないです。たぶんもう着ないであろう叔母の留袖を早急に取りに帰ります。。。

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そして帯ですね。

今回は手先にひだを取ってお太鼓の左側からひだをのぞかせる事で華やかに見える結び方を教わりました。手先にひだを作る意外は通常の二重太鼓の手順と変わらないので、ずんずん進めていたのですが。。。

自主練している時に二重太鼓の2周目が締まらず、なんででしょう?と質問。すると、吉澤先生から「1周目を持ってるところが違うよ〜」と。

10cm位置をずらして、再度締めてみると・・・・

「すごい!すごいすごい締まる!!!」と大興奮していまいました。

こんな感覚初めて!すごいちゃんとしまっている感覚がある!!と思っていたんですが、帰宅してから半幅帯のメモを見てると「ココを持つ!」と先生に言われた場所が赤ペンで書いてありました。

もう忘れたくない!なんで締まらないの!と夜な夜な帯を巻いていたあの日々に戻りたくない。。。

すごい大げさに聞こえますが、全く大げさではないんです!この一つのポイントが帯全体に影響します。

ま、そこまではよかったんですけど。次はこちらも最近気になていたお太鼓の大きさが大きすぎる問題。タレが大きくなってしまいがちでお太鼓全体が大きくなってしまう事が多くなっていました。枕がどこかでずれているのか、色々考えたんですが「枕を置く位置を変えれば良いじゃない」と吉澤先生からのアドバイス

「あ、そっか!てへ。」みたいな感じで再度トライしてみると、写真のような良きバランスになりました。

基本に忠実と褒められた事を良い事に馬鹿正直に正面からしか向き合っていなかった様です。反省します。

 

しかし、帯に関して2つも問題が解決されて今回も充実した回になりました。

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次回で上級コースも半分。いよいよ振袖です。

着付けのお稽古を始めてから結婚式などで積極的に振袖を着るようになりました。

今度は私が着せてあげられるように。怖いけど楽しみです。

礼装の自主練、続き。

礼装の自主練、続き。です。

便利なもので2枚の写真を簡単に比べられるようになりましたね。

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左側が前回。右側が今回(2/1)。

襟の角度はかなり意識したので今回は左右対称になりました。

胸元のシワもなくなりましたね。(左側はなんで入ってたのか忘れました)

トルソーさんの身長を少し下げた(たぶん158cmぐらい。前回は160cmぐらいだったはず)のにおはしょり短いですね、、、たぶんもう少し出せたはずです。

あと、前身頃のなんかシワっとしてたのが少なくなりました!これは身幅を決めるのになんどもずらしたりせず、1発で決まったからだと思います。前回は高身長さんの設定にした為、着丈が決まらず、身幅を決めるのも何度も調整したのでもたついてしまったんだと思います。

帯より下の部分は同条件ではないのでなんとも言えないのですが、帯より上の部分は綺麗にできたのでよし、とします。

 

トルソーさんの身長が高いと、着丈の調節や腰ひもの位置などが一度で決まらなかったのですが、自分と近い身長(いつも練習していた身長)に戻すと無意識に1発で迷いなくできていました。

生身の人間だと補正の入れ方も違うだろうし、身長もまちまちだろうし、着物のサイズもそれぞれなので「練習と同じこと」はなかなか難しいものなんでしょうか。

私自身、身長があまり高い方ではないので(自称155cm)すらっと背の高い方の着せ付けなどはどうするんだろう、、、一番の心配は衣紋の5mmですね。見えないから手の感覚?!

せめて自宅の自主練でできることは、トルソーさんの身長を高くしたり低くしたりすることでしょうか。(細さは変わってくれないから)次回は、プレタMサイズで購入したら、やたらと着丈が長かった着物で練習してみます。

ネットでポチッとした袴も届くはずなので、来週の自主練は盛りだくさんです♪