2018年合同新年会。
週末は京都の老舗料亭「幾松」さんで吉澤暁子きもの着付け教室の合同新年会に参加させていただきました。
吉澤先生の着付けメソッドを求めて様々な場所から集まった50名弱の着物好きが集まり、それはそれはもうお店の方も大変驚くほど華やかで和やかな新年会になりました。
吉澤先生より今後の展望や先生が信頼を置く講師の先生方や先生を支える方々のご紹介もありました。
上級コースを受講してからは、ただ目の前にある課題を乗り越えていくことで精一杯だったのですが、吉澤先生のお話を聞いていく中で幾つかの道が見えたように思います。吉澤先生はご自身の大きな道と、先生の歩く道の周りにも小さな小道をたくさん作ってくださっているように思います。
吉澤先生や先輩方の背中を見ながら、同じ道を進むのか、違う道を自分で進んで行くのか、「着付け師になりたい」と思い立ったものの、”どんな”着付け師になるのかということを今後の課題にしていこうと思います。
あと、余談ですが。。。
美味しくて美しいお料理の数々はもちろんですが、器やグラスなども素敵で、私のテーブルでも「素敵なお湯のみですね〜」なんて何気なく話をしていたら、たまたまお料理を運んで来てくださった中居さんが「お土産のご用意もありますよ、」とセールスコメントをさらりと織り交ぜていらっしゃいました。
それがとても気持ちよく、きっと目の前に同じ商品があったら「じゃぁ、一つください」と思わず行ってしまいそうな。
何気ないその一言とタイミングと口調がすごくピタっとその瞬間にはまって「こういう人が仕事できるよね!」という会話で盛り上がり、人の会話にさっと気持ちよく入るスキルって素敵だし私には足りていないな、と思いました。
どこにでもその道のプロは居るもので、レベルアップしたいなと思う時は、少し背伸びかなと思う場所に身を置くことで、レベルの高いプロに出会うチャンスが増えるんだなと思いました。
今回の幾松さんも、私が普通に生活している中では選択肢に入ってこれないようなとても歴史ある由緒正しい料理旅館でした。このような場所に訪れるきっかけをくださった吉澤先生に感謝です。
本当にお料理美味しかった。。。。
さて!素敵な新年会を終えて、士気が上がった所で、新年会に着て行った付け下げの着せ付けで自主練。トルソーさんの身長を少し高くして練習してみました。(ので、おはしょりが短いのはそのためです)
最近、襟の角度を鋭角にできるようになりました。自装では90度にすることが多いので、なかなか角度をつけるのが苦手でした。まだ左右対称にはなっていないのですが、角度をつけることにはなれました。いろいろな襟の角度があると思いますが、全体のイメージを想像しながら角度をつけることが大事だなと思います。
しかも、後には戻れないですしね。。。それが着付けの怖い所。。。
後ろのおはしょりのシワ、ちゃんと横にしまわなければね。