劇場に着物で行く
趣味のお話です。
この夏は3つのお芝居を見に行きました。
・劇団☆新感線「髑髏城の7人 Season鳥」@IHIステージアラウンド
・「RENT」@森ノ宮ピロティホール
最初の2つは7月下旬に、東京へ。見たいものがあれば東京遠征もひょいっと行きます。
着物を一人で着れるようになって初めてのお出かけは、松竹座で行われていたお芝居を見に行きました。9月中旬だったので白大島?の単衣を着て行きました。歌舞伎ではなかったのですが、片岡愛之助さん主演のお芝居だったので着物の方もお見かけしました。
ようやく一人で着れるようになったところでしたし、内心はずっとドキドキしていましたがスンっとした顔をしていたように思います。(着物パトロールの方に捕まったらどうしよう・・・とか。笑)
支度していた時の事や、松竹座までの道中、劇場の中での事など鮮明に覚えていますね。少し大げさかもしれませんが、大冒険の1日だったように思えます。
(首が苦しそう)
さて、初めて着物を着て観劇した時に「これはいいぞ!」と思ったことをいくつか。
<着物で観劇して良かったこと その1>
劇場の客席内って冷房が強く感じることが多くないでしょうか。
特に夏場は冷房が効き過ぎていて2時間もじっと座っていると体が冷えてしまい、お芝居の終盤はガタガタ震えているようなこともありました。夏場の観劇の際は、カーディガンor大判ストールと靴下が必須でした。サンダルで行っても自席に着くと靴下を履きます。笑
が!着物だと、足袋を履いていますし足元が隠れていますし、足元が冷えません!肩も冷えませんね。お腹も守られていますね。全体的に冷えませんね。
これ、ぜんっぜん違います。
逆に冬場はどうだっただろうか。。。特に不便に感じたことは無いです。ヒートテックにモヘヤのセーターを着て行った時に、暑くて幕間にヒートテックを脱いだことはあります。
着物って重ね着している割に体温調節しやすい仕組みなのかもしれないですね。
<着物で観劇してよかったこと その2>
時間とタイミングが合えば1日2公演(同じ演目or違う演目)を観劇することがあります。そうなると・・・1日5時間ぐらい座っていることもあります。
じっと動かず座っていると腰が痛くなってしまうんですよね。。。
でも、着物を着て行った時に気づいたのが、補正や紐や帯を締める事で腰回りが固定されているのでサポーター的な役割にもなっているんでしょうか?腰の痛みが軽減されていたんです。洋服だとついつい足を組んでしまう癖がありますが、着物だとしないですし、多少姿勢もよくなっているような気がするのでそのお陰なのかな?と思っています。
どちらも個人的な感想ではありますが
着物で観劇をして後悔した事はありません。
むしろ良かったな〜と思う事ばかりでした。
あとは映画ですね!学生時代は映画館でバイトしていた事もあり、映画も大好きです♪
一人で着物を着て出かけられるところ・・・と考えた時に、着物を着て映画を見に行きました。映画も1日2本続けてみたりもしますし予定が合わなければ一人で見ますし(というか基本一人で見る派)着物でお出かけするにはぴったりかと。
映画を見に行く時は、ほんとにカジュアルに綿の着物に半幅帯をカルタ畳みにしていきますね。
楽ちんだし暑くも無いし寒くも無いし腰も痛く無い。
個人的には良い事ずくめだと思っています〜。
9月、10月も舞台を見に行くのでまた着物でいけたら良いなと思ってます。
あ、ちなみに夏の観劇3本は前後のスケジュールの都合で洋服でした。寒くてブルブル震える事になってしまい後悔しています。。。