振袖の思い出
成人式・大学の卒業式・友人の結婚式などで振袖は数回着ています。
私の田舎では成人式用の振袖を購入するお家も多く、姉妹がいるところはお姉ちゃんの成人式の時に一緒に見に行ったりするような話をよく聞きました。
さて、我が家はというと。
姉の成人式が近づいてきた頃に振袖はどうするのかな〜と聞いてみたところ、
双子の叔母の振袖が2枚あるという事で見に行きました。今でこそ若い子たちの間で双子コーデが定着していますが、昭和のリアル双子も色違いの双子コーデでした。笑
祖母は着物で生活していたぐらい着物が大好きだったようで、叔母たちの振袖選びもそれはそれはこだわって選んだそうです。もちろん単純に色違いではありませんし、柄も違うんですがここまで似たような色違いの着物と帯を探すのは大変だったと思います。
色の合わせ方がなんとも昭和感あふれますが、今思うと、とっても素敵。
この叔母たちの写真が出て来た時に、祖母は本当に着物が好きだったんだなぁと思いました。
私が着た時のコーディネートはまた次回。
Lesson6
久しぶりに朝からお稽古でした。
初級コースの頃は午前中のお稽古が多かったので、なんとなく久しぶりの気持ちでした。
1回できっちり締める、きっちり揃える、形を決める。という事が大事だと思いました。
着物でおも同じ事が言えますが、着物より布が硬い分なんども余計に触ると見た目に差が出てくるのもしれません。
(おはしょりがぐちゃっとしているのは練習なので...)
帯揚げと帯締めはまだまだ手の使い方が定まっていないので練習あるのみですね。
着物部分(おはしょり意外)に関してはえりの角度、褄先の上がり具合が上手くいったと思います。集中してできたというより、淡々とできたかなと思います。あと先生から基本に忠実ですね。と言っていただいて、ようやく基本が体に入ってきたんだなと自分でも感じました。同じ力をいつでも出せるようにしたいですね。
着物を仕事にする
吉澤先生による「着物を仕事にする」講座を受講してきました。
着物を着れたらいいなと思って始めた着付けのお稽古が
着物を仕事にしたいなと思うようになったのはここ1年ぐらい。
それなりの覚悟というか腹をくくらなければと思い、上級コースを受講し始めたのですが、新しい知識を入れるだけで十分満足してしまっていた自分がいる事に気づきました。
吉澤先生は50人もの方を前にお話されているのに、たくさんの言葉が私にズブズブと刺さってきて、上級コースの第1回目オリエンテーションの際に伺った内容もどこか他人事まだまだ先の事だと真に受け止めていなかった部分がたくさんあったなと思いました。
手に職があるってかっこいいな!となんとなく憧れていたけど、その”自分の両手”にすべてがかかってる重みがどれほどのものなのか、改めて知る事になりました。
ゲストの石崎先生のお話もスケールの大きなお話から現実的かつ具体的な内容まで盛りだくさんでした。
このような講座を「自分が聞きたかったから!」と企画された山村さんにも感謝です。
また、次回の講座も楽しみです♪
Lesson4
仕事がバタバタで更新出来ていませんが
上級コースのお稽古に行って来ました。
今回から他装・人に着付けるレッスンです。
去年はゆっくりマイペースに他装コースを受講していたので手順は頭に入っていましたが、やはり自己流ななっているところなども少しあり先生に訂正していただきながら進めます。
補正と長襦袢まで。
補正は観察力と経験なのかな、と。
今はトルソーちゃんで練習しているので毎回同じ補正を入れたら良いのですが生身の人間ではそうはいかないですよね。
他装コースの際も着せ合いをさせて頂きましたが、補正の難しさは常にネックでした。
もっと色んな方の体型や補正を観察しようと思います。
裾除け一枚の巻き方でも、よりスッキリ&ピタっとする着せ方を教えて頂いたのですが今までこ手順としかし違っていて戸惑い。。。
裾除けの巻き方だけを何度もリピート。
一度つまづいてしまうとなかなか乗り越えられないタイプなんです。あと、そんなところ?と言うところでつまづきがち。笑
考えずに手が動くようになるまで反復練習します。
長襦袢を着せるのは好きです。
襟合わせは難しいですが、胸元や背中の余分な布をピシーっとする時の快感は他装ならではかと。自装ではなかなか胸元のたるみは取れないのですが、トルソーちゃんにピターっと沿ってる様子を見ると気持ち良いものです。
好きな作業を先生から褒めてもらえるのも嬉しかったです。笑
次回は少し時間が空いてしまいそうなので裾除けだけでも自宅練習しないと!!
刹那的西陣織
うん10年ぶりにV6のコンサートに行ってきました。笑
ライブやコンサートに行く前には予習を大事にしているので、誘ってくれた友達に
最新アルバム「The Ones」を借りて聞いたり、MVを見て予習していました。
その中で、Mステでも披露されていた「刹那的night」で着用されている衣装がとても気になりました。トークの中でも岡田くんが話していたように特殊な西陣織の生地を使用されており「光を吸収する素材」ということでした。
Mステを見た時点では、照明の色を反射して色が変わるのかな〜素敵だな〜という感想でした。
しかし、実際にコンサートで見てみると、複雑な照明パターンに合わせて、もっと複雑に?色が変わります。
白地の衣装に色の照明を当てて色を変えたり、プロジェクションマッピングで柄を演出したりというのは見る機会が増えてきたと思うんですが、白以外の色(ここではパープルやグリーン)が照明の光で「赤」や「白」に見えるんです。最初は目の錯覚?とも思いました。ただでさえLED照明や映像、レーザーなど盛りだくさんの演出なのに西陣織の衣装のことが気になりすぎてずっと目がシパシパしていました。
あれはなんだったんだろう〜と思っていた矢先に、この衣装を制作された串野さんの記事を見つけました。
記事の中で2枚の写真を掲載されていて、そちらを見ていただくとよく分かるかと。
「光を吸収する」西陣織の生地。
布の素材そのものにここまでワクワクドキドキさせられたのは初めてかもしれません。
芸術品を見ているようなそんな気持ちになりました。それをイケメンが着て歌い踊りさまざまな手法で演出が加わっているんだから、もうそれはすごいんです(語彙力が足りません・・・)
着物は洋服よりも布を操らなければならないので、もっと生地についての知識を深めないといけないなと思いました。。。
フリーズドライあずき
あんこが好きです。
というより、あずきが好きなのかも。
最近のヒットは
FREEZE DRIED ADZUKI
フリーズドライあずき です。
コーヒー以外のカフェインを摂取したいな〜と思う時は
天神橋筋商店街の大阪天満宮近くにある、カフェ大阪茶会さんに伺います。
挽きたて緑茶をいただいた時に、お茶請けとして一緒に出てきたフリーズドライあずき。
そのまま食べるとほんのり甘いあずきの味。サクサクとした食感が新食感!
お茶の中に入れると、お茶の水分を吸ってぜんざいのあずきのような食感に。
んーーー不思議。
新しい出会いをかみしめていたらすぐになくなってしまって。
帰り際に、レジ横にパッケージされているフリーズドライあずきを見つけて
そのまま購入しました。
このフリーズドライあずきを粉々にして水を足したら、こしあんになるのかな?
この辺りはどうしても仕事でしか来ないんですが、、、
ぜひ着物をきてカフェ巡りしたいですね。
劇場に着物で行く
趣味のお話です。
この夏は3つのお芝居を見に行きました。
・劇団☆新感線「髑髏城の7人 Season鳥」@IHIステージアラウンド
・「RENT」@森ノ宮ピロティホール
最初の2つは7月下旬に、東京へ。見たいものがあれば東京遠征もひょいっと行きます。
着物を一人で着れるようになって初めてのお出かけは、松竹座で行われていたお芝居を見に行きました。9月中旬だったので白大島?の単衣を着て行きました。歌舞伎ではなかったのですが、片岡愛之助さん主演のお芝居だったので着物の方もお見かけしました。
ようやく一人で着れるようになったところでしたし、内心はずっとドキドキしていましたがスンっとした顔をしていたように思います。(着物パトロールの方に捕まったらどうしよう・・・とか。笑)
支度していた時の事や、松竹座までの道中、劇場の中での事など鮮明に覚えていますね。少し大げさかもしれませんが、大冒険の1日だったように思えます。
(首が苦しそう)
さて、初めて着物を着て観劇した時に「これはいいぞ!」と思ったことをいくつか。
<着物で観劇して良かったこと その1>
劇場の客席内って冷房が強く感じることが多くないでしょうか。
特に夏場は冷房が効き過ぎていて2時間もじっと座っていると体が冷えてしまい、お芝居の終盤はガタガタ震えているようなこともありました。夏場の観劇の際は、カーディガンor大判ストールと靴下が必須でした。サンダルで行っても自席に着くと靴下を履きます。笑
が!着物だと、足袋を履いていますし足元が隠れていますし、足元が冷えません!肩も冷えませんね。お腹も守られていますね。全体的に冷えませんね。
これ、ぜんっぜん違います。
逆に冬場はどうだっただろうか。。。特に不便に感じたことは無いです。ヒートテックにモヘヤのセーターを着て行った時に、暑くて幕間にヒートテックを脱いだことはあります。
着物って重ね着している割に体温調節しやすい仕組みなのかもしれないですね。
<着物で観劇してよかったこと その2>
時間とタイミングが合えば1日2公演(同じ演目or違う演目)を観劇することがあります。そうなると・・・1日5時間ぐらい座っていることもあります。
じっと動かず座っていると腰が痛くなってしまうんですよね。。。
でも、着物を着て行った時に気づいたのが、補正や紐や帯を締める事で腰回りが固定されているのでサポーター的な役割にもなっているんでしょうか?腰の痛みが軽減されていたんです。洋服だとついつい足を組んでしまう癖がありますが、着物だとしないですし、多少姿勢もよくなっているような気がするのでそのお陰なのかな?と思っています。
どちらも個人的な感想ではありますが
着物で観劇をして後悔した事はありません。
むしろ良かったな〜と思う事ばかりでした。
あとは映画ですね!学生時代は映画館でバイトしていた事もあり、映画も大好きです♪
一人で着物を着て出かけられるところ・・・と考えた時に、着物を着て映画を見に行きました。映画も1日2本続けてみたりもしますし予定が合わなければ一人で見ますし(というか基本一人で見る派)着物でお出かけするにはぴったりかと。
映画を見に行く時は、ほんとにカジュアルに綿の着物に半幅帯をカルタ畳みにしていきますね。
楽ちんだし暑くも無いし寒くも無いし腰も痛く無い。
個人的には良い事ずくめだと思っています〜。
9月、10月も舞台を見に行くのでまた着物でいけたら良いなと思ってます。
あ、ちなみに夏の観劇3本は前後のスケジュールの都合で洋服でした。寒くてブルブル震える事になってしまい後悔しています。。。