KIMONO着れたら楽しいな

着付け師を目指して奮闘中

Lesson7

上級コース名古屋帯の2回目でした。

前回、手順とポイントを教わったものの、自宅で復習するといい締め具合が分からずちゅっと壁にぶつかって居ました。練習はだいたい23時からスタートで、上手くいかない時は着物やら帯やらいろいろ引っ張り出したままふて寝してしまいます...

ただ、直後に吉澤先生の大丸うめだ店での公開レッスンを見に行き少し解決?むやみに締め過ぎていた様子です。公開レッスンで気づくこともたくさんあり、大事な勉強の機会です。

 

さて、いざお稽古で実践。

一通り名古屋帯まで締め終えて、先生にチェックして頂きます。基礎通りには出来ていると言っていただいたので、ひとまず安心。

 

お稽古で手順を教わる→自宅で練習→つまづいた所を次のお稽古の課題に というのが最近の流れですね。

 

着物までの着付けに関しては、まだ時間を気にせず、手順通り・基礎通り。無駄な動きは減らそうとはしているものの、ここから20分で着付けできるようになるのか?!とちょっとだけ不安にもなりますが、もっと削ぎ落とすところもあるしひたすら反復練習しようと思います。

あと、欲が出て余計なところを触らないようにする!!少しだけ心当たりもあったりしたので、先生の言葉はいつだって私をドキっとさせます。笑

 

自宅練習の甲斐あって帯揚げは納得いく仕上がりに!と思っていましたが、隣で先輩のスキッと仕上がった着付けを見て、思い上がっていたな、、、と即反省!!

手持ちの帯揚げをいろいろ出してきて練習します!

 

上手くいかない時は悩みますが、道が見えた時はパァっと目の前が明るくなりワクワクします。一つずつですが、一つずつを丁寧に綺麗にしていけばいつか目指している着付けが出来ると信じています。

 

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パーソナルカラー診断

流行りのパーソナルカラー診断に行ってきました。

 

イエベとかブルベとか良く聞くんですけど、正直良くわかってなかったです。身に纏うものを選ぶときの顔映りというのも感覚的なイメージしか分かっていませんでした。

 

今回はパーソナルカラーの基本知識や色の作り方や配合、苦手な色の取り入れ方なども教えて頂きとても勉強になりました。
教室で勉強している着付けと同じで感覚的にではなく理論的に説明されると、受け取る側の理解度がぐんと増すことを実感しました。

 

診断結果はブルーベースのウィンターさんでした!

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ウィンターの中でもビビットな色合いが似合うということで、スプリングの濃いめの色も似合うそうです。

 

パーソナルカラー診断では微妙に違う4種類の布を首下に当てて顔映りを見ます。私はブルーベースだったので、黄色が入った色だと顔がくすんで見えました。逆に青みがかった色だと顔がパキッとハッキリ見えるんですよね。

顔映りとよく言いますが、本当に光を反射して色が顔に映っているんですよね。。。驚き。

逆に友達はイエローベースのスプリングだったので、ブルーベースの色を合わせると顔が青白く見えていました。人のを見るとより違いが分かりました!

 

一番違いがよく分かったのは白と黄色でしたね。アイボリーや生成り よりもオフホワイトや真っ白の方が顔のラインが綺麗に見えて良い印象だったし、苦手な黄色もレモンイエローは同じようにパキッと見えました。

 

逆にキャメルやアイボリーなどオータムの色は苦手だったんですけど、顔周り以外で取り入れるとOKと教えて貰いました。

なんとなく濃い色や黒が似合うかなーと思ってお洋服を選ぶことが多かったので(淡い色は汚すのが怖くて避けてきたという方が正しい)ちょっと安心。笑

 

ちょっとでも、自分が綺麗だなと思える姿になりたいですね。

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振袖の思い出

成人式・大学の卒業式・友人の結婚式などで振袖は数回着ています。

私の田舎では成人式用の振袖を購入するお家も多く、姉妹がいるところはお姉ちゃんの成人式の時に一緒に見に行ったりするような話をよく聞きました。

 

さて、我が家はというと。

姉の成人式が近づいてきた頃に振袖はどうするのかな〜と聞いてみたところ、

双子の叔母の振袖が2枚あるという事で見に行きました。今でこそ若い子たちの間で双子コーデが定着していますが、昭和のリアル双子も色違いの双子コーデでした。笑

祖母は着物で生活していたぐらい着物が大好きだったようで、叔母たちの振袖選びもそれはそれはこだわって選んだそうです。もちろん単純に色違いではありませんし、柄も違うんですがここまで似たような色違いの着物と帯を探すのは大変だったと思います。

色の合わせ方がなんとも昭和感あふれますが、今思うと、とっても素敵。

この叔母たちの写真が出て来た時に、祖母は本当に着物が好きだったんだなぁと思いました。

 

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私が着た時のコーディネートはまた次回。

Lesson6

久しぶりに朝からお稽古でした。

初級コースの頃は午前中のお稽古が多かったので、なんとなく久しぶりの気持ちでした。

 

名古屋帯帯締め帯揚げの手順の確認をしました。

1回できっちり締める、きっちり揃える、形を決める。という事が大事だと思いました。

着物でおも同じ事が言えますが、着物より布が硬い分なんども余計に触ると見た目に差が出てくるのもしれません。

(おはしょりがぐちゃっとしているのは練習なので...)

 

帯揚げと帯締めはまだまだ手の使い方が定まっていないので練習あるのみですね。

 

着物部分(おはしょり意外)に関してはえりの角度、褄先の上がり具合が上手くいったと思います。集中してできたというより、淡々とできたかなと思います。あと先生から基本に忠実ですね。と言っていただいて、ようやく基本が体に入ってきたんだなと自分でも感じました。同じ力をいつでも出せるようにしたいですね。

 

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着物を仕事にする

吉澤先生による「着物を仕事にする」講座を受講してきました。

 

着物を着れたらいいなと思って始めた着付けのお稽古が

着物を仕事にしたいなと思うようになったのはここ1年ぐらい。

 

それなりの覚悟というか腹をくくらなければと思い、上級コースを受講し始めたのですが、新しい知識を入れるだけで十分満足してしまっていた自分がいる事に気づきました。

吉澤先生は50人もの方を前にお話されているのに、たくさんの言葉が私にズブズブと刺さってきて、上級コースの第1回目オリエンテーションの際に伺った内容もどこか他人事まだまだ先の事だと真に受け止めていなかった部分がたくさんあったなと思いました。

 

手に職があるってかっこいいな!となんとなく憧れていたけど、その”自分の両手”にすべてがかかってる重みがどれほどのものなのか、改めて知る事になりました。

 

ゲストの石崎先生のお話もスケールの大きなお話から現実的かつ具体的な内容まで盛りだくさんでした。

 

このような講座を「自分が聞きたかったから!」と企画された山村さんにも感謝です。

 

また、次回の講座も楽しみです♪

Lesson4

仕事がバタバタで更新出来ていませんが

上級コースのお稽古に行って来ました。

今回から他装・人に着付けるレッスンです。

去年はゆっくりマイペースに他装コースを受講していたので手順は頭に入っていましたが、やはり自己流ななっているところなども少しあり先生に訂正していただきながら進めます。

 

補正と長襦袢まで。

補正は観察力と経験なのかな、と。

今はトルソーちゃんで練習しているので毎回同じ補正を入れたら良いのですが生身の人間ではそうはいかないですよね。

他装コースの際も着せ合いをさせて頂きましたが、補正の難しさは常にネックでした。

もっと色んな方の体型や補正を観察しようと思います。

 

裾除け一枚の巻き方でも、よりスッキリ&ピタっとする着せ方を教えて頂いたのですが今までこ手順としかし違っていて戸惑い。。。

裾除けの巻き方だけを何度もリピート。

一度つまづいてしまうとなかなか乗り越えられないタイプなんです。あと、そんなところ?と言うところでつまづきがち。笑

考えずに手が動くようになるまで反復練習します。

 

長襦袢を着せるのは好きです。

襟合わせは難しいですが、胸元や背中の余分な布をピシーっとする時の快感は他装ならではかと。自装ではなかなか胸元のたるみは取れないのですが、トルソーちゃんにピターっと沿ってる様子を見ると気持ち良いものです。

好きな作業を先生から褒めてもらえるのも嬉しかったです。笑

 

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次回は少し時間が空いてしまいそうなので裾除けだけでも自宅練習しないと!!

 

刹那的西陣織

うん10年ぶりにV6のコンサートに行ってきました。笑

 

ライブやコンサートに行く前には予習を大事にしているので、誘ってくれた友達に

最新アルバム「The Ones」を借りて聞いたり、MVを見て予習していました。

その中で、Mステでも披露されていた「刹那的night」で着用されている衣装がとても気になりました。トークの中でも岡田くんが話していたように特殊な西陣織の生地を使用されており「光を吸収する素材」ということでした。

Mステを見た時点では、照明の色を反射して色が変わるのかな〜素敵だな〜という感想でした。

 

しかし、実際にコンサートで見てみると、複雑な照明パターンに合わせて、もっと複雑に?色が変わります。

白地の衣装に色の照明を当てて色を変えたり、プロジェクションマッピングで柄を演出したりというのは見る機会が増えてきたと思うんですが、白以外の色(ここではパープルやグリーン)が照明の光で「赤」や「白」に見えるんです。最初は目の錯覚?とも思いました。ただでさえLED照明や映像、レーザーなど盛りだくさんの演出なのに西陣織の衣装のことが気になりすぎてずっと目がシパシパしていました。

 

あれはなんだったんだろう〜と思っていた矢先に、この衣装を制作された串野さんの記事を見つけました。

blog.vogue.co.jp

記事の中で2枚の写真を掲載されていて、そちらを見ていただくとよく分かるかと。

 

「光を吸収する」西陣織の生地。

布の素材そのものにここまでワクワクドキドキさせられたのは初めてかもしれません。

芸術品を見ているようなそんな気持ちになりました。それをイケメンが着て歌い踊りさまざまな手法で演出が加わっているんだから、もうそれはすごいんです(語彙力が足りません・・・)

 

着物は洋服よりも布を操らなければならないので、もっと生地についての知識を深めないといけないなと思いました。。。