Lesson11
留袖、2回目です。
とはいえメインは袋帯の変わり結びなので、とりあえず着物まで着せて〜と。
留袖を自宅に持ってきていない為比翼の練習はできませんでした。(言い訳です)付け下げで礼装の練習をしていたのですが、約2週間ぶりに触る留袖の重さは付け下げの比ではありません。木綿と正絹ぐらい違う。全然違う。
床すれすれの着丈も一度では決まらず何度かトライ。
襟の角度は上前の比翼の幅が決まらず。手が慣れてない。比翼の扱い方が全くできていない。また、胸紐がゆるい。胸元のシワを引いた時に襟も動いた様子です。
これはもう練習しかないです。たぶんもう着ないであろう叔母の留袖を早急に取りに帰ります。。。
そして帯ですね。
今回は手先にひだを取ってお太鼓の左側からひだをのぞかせる事で華やかに見える結び方を教わりました。手先にひだを作る意外は通常の二重太鼓の手順と変わらないので、ずんずん進めていたのですが。。。
自主練している時に二重太鼓の2周目が締まらず、なんででしょう?と質問。すると、吉澤先生から「1周目を持ってるところが違うよ〜」と。
10cm位置をずらして、再度締めてみると・・・・
「すごい!すごいすごい締まる!!!」と大興奮していまいました。
こんな感覚初めて!すごいちゃんとしまっている感覚がある!!と思っていたんですが、帰宅してから半幅帯のメモを見てると「ココを持つ!」と先生に言われた場所が赤ペンで書いてありました。
もう忘れたくない!なんで締まらないの!と夜な夜な帯を巻いていたあの日々に戻りたくない。。。
すごい大げさに聞こえますが、全く大げさではないんです!この一つのポイントが帯全体に影響します。
ま、そこまではよかったんですけど。次はこちらも最近気になていたお太鼓の大きさが大きすぎる問題。タレが大きくなってしまいがちでお太鼓全体が大きくなってしまう事が多くなっていました。枕がどこかでずれているのか、色々考えたんですが「枕を置く位置を変えれば良いじゃない」と吉澤先生からのアドバイス。
「あ、そっか!てへ。」みたいな感じで再度トライしてみると、写真のような良きバランスになりました。
基本に忠実と褒められた事を良い事に馬鹿正直に正面からしか向き合っていなかった様です。反省します。
しかし、帯に関して2つも問題が解決されて今回も充実した回になりました。
次回で上級コースも半分。いよいよ振袖です。
着付けのお稽古を始めてから結婚式などで積極的に振袖を着るようになりました。
今度は私が着せてあげられるように。怖いけど楽しみです。