KIMONO着れたら楽しいな

着付け師を目指して奮闘中

Lesson14

振袖も3回目。

伊達襟を入れる練習と、三重紐を使わない帯結びの練習で文庫結びを練習しました。

留袖のお稽古の時に比翼を整える練習はしたのですが、伊達襟は比翼より分厚いような気がして扱いが難しかったです。比翼は着物本体に縫い付けられているので、それでまた感覚が違ったのかもしれません。

 

帯結びは柄止まりの位置をきちんと合わせてから結び始めます。

帯の結び具合がいつも難しく思います。袋帯の時はついつい締めすぎて、枕の紐が落ちなかったり(指が折れるかと思います・・・)帯揚げが入らなかったり、、、。人の体の時はまた感覚が違うから大丈夫、と言われたものの・・・これは他装コースで練習させていただこうと思います。

 

さて、振袖の帯結びといえばひだひだがあったり羽が何重にもなっていたり花が咲いたような形をよく見ます。実際に私も着せていただく時、お任せにすると華やかな形にしていただくことが多いです。

ですが、そのためにはやはり三重紐というアイテムが必要となります。

今回は袋帯だけで結べる文庫結びを練習しました。

まずは吉澤先生に手本を見てせていただいたのですが、吉澤先生の結ぶ文庫結びはとってもキュートで上品です。半幅帯の時もそうなんですが、吉澤先生が結ぶ文庫結びは格別です!

時代劇などで武家の娘さんや大奥の方々が結ぶイメージを持っていたのですが、シンプルなのに品があってとても素敵な形だなと思いました。

 

いざ、自分で挑戦してみると、、、羽が左右対称じゃなかったり・・・アンバランス。シンメトリーの感覚をきちんと持たなければいけませんね。どうやって練習すれば良いのかまた考えます。

 

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早速、自宅でも練習してみましたが、自宅にあった振袖用の袋帯は大きな刺繍柄のもので羽の折り返し部分が刺繍で分厚くなっていて形を整えるのが難しかったです。

回数こなさないとどうにもならないようなので、練習するのみです!

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Lesson13

上級コースも終盤に差し掛かってきました。振袖2回目です。

 

着物は淡々とできたのですが、帯の手順がわからなくなり、何度か「先生!助けてください!」と手をあげる場面がありました。前回は着物を着せられた事に満足してしまったところがあり、手順があやふやなまま終わってしまい、それも2、3日経ったあとではもう思い出せない状態になっていました。集中力が足りていなかったようです。

手順を改めて確認しながらなんとか最後まで完成させました。帯の位置は高くしたものの、まだまだ低い。ので、全体的にぬめーっとした雰囲気に。襟も幅が違うんですよね、、、帯の前に確認したときはきちんと左右対称になっていたはずなので、帯を結んでいる最中に崩れてしまったのかもしれません。

一応、自分の中では完成、という事で先生にチェックしてもらうと

修正箇所があちらもこちらも出てきました。帯揚げのはばを少し補足する、帯締めの位置を少し修正する、帯の羽に立体感を出す。どれも少しずつの修正ですが、見違えたように美しくなります。

先生に手直ししていただいた後のトルソーを見ると、あぁこれが正解か。と納得します。

 

一生懸命、形にしようと頑張ってはいるのですが美しい完成系をイメージせずに手を動かしていただけなのかもしれません。

 

どんな方が、いつ、どこに、どんな気持ちで着物を着て、出かけられるのか

トルソーで練習してばかりいると忘れがちな部分でした。

今後は、誰か身近な人に着せているイメージで着せ付けの練習してみようと思います。

 

反省する事ばかりではありますが、褒められる事も1つはあって。

おはしょりを整えている時に「おはしょり、ぴたーっとしてる!」と言っていただきました。嬉しいなーと喜んでいたのはつかの間...

同じ時間にレッスンされていた方の留袖のおはしょりを先生が少し手直しされている様子を見せていただくと、触っていたのは十秒ほどだったと思いますが、体にピタっとくっついている状態になっていました。凄技を間近で見れて感動!

私が目指すはあのおはしょり!と新たな目標ができました。

長所はどんどん伸ばしていくタイプなので、先生のおはしょりに近づけるように練習します!

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普段着の練習

ちょっと戻って、普段着・小紋の練習。基本に戻ってみました。

最近の練習では、おはしょりを綺麗にしようと時間をかけていたんですが、時間をかけすぎるとその分いろいろと触ってしまいます。いろいろ触るよりも手数を減らして、1箇所ずつ確実に1回で決めた時の方が綺麗な事もしばしば。1回で確実に決める事は以外と難しい。難しいというか、経験・回数が必要なのかなと思っています。その1回に自信を持てる事が大事なのかな〜と、、、少年マンガのバトルシーンみたいなものを思い出しました。笑

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あと、お気に入りの象の帯。

高校生の頃に母に買ってもらった、初めての自分の帯です。

母が着物をたくさん持っているのは小さい頃から知っていたし、着物を着たい!と何度か口にしていたんだと思います。自分でも着れないし母も着せられないのに、母は着物を見に行こうと呉服屋さんに連れて行ってくれて、その時に可愛い〜と何気なく手に取った象の帯を買ってくれました。値段全く覚えてないですけど、きっと今自分で買うには躊躇するぐらいの金額だったはず。

ずっとずっと桐ダンスにしまっていましたが、久しぶりに桐ダンスを開けた時にこの帯を見て自分で結べたらな〜と思ったのが、着付け教室を探すきっかけになったのかも。

 

白に淡いグラデーションの帯なんですが、とても柔らかくよく締まります。

締まり過ぎて、枕の紐が落ちず指が折れるかと思いました。笑

マネキンもさぞ苦しかった事でしょう・・・・。

お太鼓の大きさもなかなか定まりません!いろんな帯で練習する事にします〜。

 

経験させていただける幸せ。

先週末は吉澤先生のお客様への着付けのアシスタントに入らせていただきました。

直前に先生とお会いすることもあり「何か準備しておくことはありますか?」とお伺いしましたが「特にないかな、ニコニコしていてね」とだけ言っていただきましたが...

結果、それすらも上手くできずに終わってしまいました。

仕事柄、緊張感のある場所でも「ニコニコ」している事を心がけている私でしたが、それすらも上手くできていなかったように思います。

何もできないのはわかっていましたし本当に何もしていなかったので、べっこり凹む事もなく、今回の経験を今後に繋げられるようにしたいと思います。

 

また、吉澤先生のお仕事を間近で見せていただきとても光栄でした。腰紐の締め方、締め具合、手のひらの使い方など、目から鱗がぽろぽろぽろぽろ落ちました。見とれてしまって動けなかった時間もあったと思います。至極の技を見た。という感じでした。

極め付けは、着付けをしている時間もお客様と和やかにお話をされており、お客様との空間・空気作りも素敵だな、、、と感じました。(私があまりにも緊張していたのでその分和やかにしてくださったのかもしれません...)

 

この日の事をいつか懐かしく笑って話せるように

目の前のやるべき事を淡々と1つずつ丁寧に積み重ねていこうと思います。

 

夕方からの予定が終わり帰宅すると、やっと緊張が溶けたのかその日の睡眠はとてもとても深かったです。笑

 

Lesson12

初めまして、振袖さん。

初回ということもあり、伊達襟はなし。留袖同様、重さがずっしり感じます。おはしょりは後ろも左右も1周ぐるっとすっきり収めます。

袋帯は初めて使う三本ゴム。私も着せてもらう時は使用していましたが、どのように使っているかは初めて理解しました。

ヒダを取って羽の止め方などの手順の確認を中心に進めました。

なんとか形にはなったものの、胸紐の位置が低かったので帯の位置も低くなってしまいました。次回はもっと若々しく凛々しい着姿を目指します。

 

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成人式の時に初めて振袖を着せてもらった時、

シンデレラがフェアリーゴットマザーに魔法をかけてもらって素敵なドレス姿に着替えるような、、、それと同じ感覚だったように思います。

(着付けを担当してくださる方がフェアリーゴットマザーに似ていたからというのも多少あります。笑)

完成して、鏡の前に立った時の嬉しくて誇らしくてドキドキした気持ち。またその姿を見て喜ぶ母の顔が忘れられません。

 

そういうと、、、私の中で吉澤先生は魔法使いのような存在なのかもしれないです。吉澤先生の手にかかればなんだって美しくなってしまうような...

 

私も、誰かに魔法をかけてあげたい。

それに相当する技術を身につけられるよう、練習します。

女袴の自主練

先日、中級コースにて女袴のレッスンを受けたので早速自宅で自主練。

半幅帯をもう少し見せたらよかったでしょうか。最初に2cmでピンで止めたのですが、どんどん上がってきてしまった様子ですね。もう少し見えていた方が可愛いですね。

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1回目は手順の確認。

私はお稽古中はほとんどペンを持ちません。

着せている途中で吉澤先生からアドバイスやご指摘をいただいたりもしますが、手を離す暇がないのと流れを止めるのがいやなので、着せ付けが終わってからだーーっとメモします。(私にしかわからない暗号のようなメモ)それを元に自宅で手順やポイントの確認をしながら着せ付けをします。それが終わるとお稽古中のメモには書かれてないポイントなどを新たに思い出して追記します。

そして2回目の着せ付けをします。やはり1回目より上手くいくことが多いです。

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1回目は後ろの紐を前でリボン結びにする際に背中のたるみを取り忘れていました。2回目に帯締めを締める時のように背中のたるみを前へ引いてからしっかり結ぶと、背中にピタッとくっついて枕代わりにしている半幅帯の羽にもしっかり固定されていました。

 

1回目より2回目、2回目より3回目と1つずつ気になる所を無くしていくのが目標です。

 

が、しかし!片付けよう〜と思ってふと袴の後ろ側をみると・・・まさかの長襦袢が見えていました!凡ミス!というかあってはならないミス!

長襦袢の丈あげからやり直します。。。

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中級コース:女袴

久しぶりに中級コースに参加。

中級コースでは季節に合わせた内容が多く、卒業式シーズン前の今月は女袴のレッスンがありました。

以前、中級コースも受講していたのですがその時は「袴かわいいー!」で終わってしまっていました。私も袴は大学の卒業式の際に一度着ただけなので、また自分でも着てみたいな〜と思ったのですが手順さえあやふやだったので確認のため受講しましたが、ほぼ1から教えていただくことになりました。。。

着物まで着せますね〜と言ったものの、、、開始2分で「補整のタオル曲がってない?」と吉澤先生から指摘をいただき、あたふた。腰の後ろに入れるタオルの蛇腹おりの幅が雑かったです。タオルを置く場所もこの辺りかな?と半ば適当になっていたようです。いつも使わせていただいているトルソーさんだし自宅のとあまり変わらないのでこの辺かな〜で置いていたような。

私はトルソーさんに着せるだけに練習しているわけではない!と思い出しました。。。

補整についてはまた別の機会にじっくり勉強しようと思います。。。。

 

袴の着せ付けについては手順を確認するという感じでなんとか形にできました。 

かわいいなー!袴かわいいなー!

 

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改めて。自分の中ではテンポよく何気なく手を動かしていましたが「雑」になっている部分を指摘され、ハッとしました。自分では気づいていませんでした。

私の好きな劇団四季のスローガンの一つに慣れだれ崩れ去れ」という言葉があります。

私も慣れと同時にだれが出てきてしまい、結果「着崩れ」に繋がってしまうところでした。慣れた手順でも最初から最後まで「丁寧に」という意識を頭の真ん中に置いて取り組もうと思います。