礼装の自主練、続き。
礼装の自主練、続き。です。
便利なもので2枚の写真を簡単に比べられるようになりましたね。
左側が前回。右側が今回(2/1)。
襟の角度はかなり意識したので今回は左右対称になりました。
胸元のシワもなくなりましたね。(左側はなんで入ってたのか忘れました)
トルソーさんの身長を少し下げた(たぶん158cmぐらい。前回は160cmぐらいだったはず)のにおはしょり短いですね、、、たぶんもう少し出せたはずです。
あと、前身頃のなんかシワっとしてたのが少なくなりました!これは身幅を決めるのになんどもずらしたりせず、1発で決まったからだと思います。前回は高身長さんの設定にした為、着丈が決まらず、身幅を決めるのも何度も調整したのでもたついてしまったんだと思います。
帯より下の部分は同条件ではないのでなんとも言えないのですが、帯より上の部分は綺麗にできたのでよし、とします。
トルソーさんの身長が高いと、着丈の調節や腰ひもの位置などが一度で決まらなかったのですが、自分と近い身長(いつも練習していた身長)に戻すと無意識に1発で迷いなくできていました。
生身の人間だと補正の入れ方も違うだろうし、身長もまちまちだろうし、着物のサイズもそれぞれなので「練習と同じこと」はなかなか難しいものなんでしょうか。
私自身、身長があまり高い方ではないので(自称155cm)すらっと背の高い方の着せ付けなどはどうするんだろう、、、一番の心配は衣紋の5mmですね。見えないから手の感覚?!
せめて自宅の自主練でできることは、トルソーさんの身長を高くしたり低くしたりすることでしょうか。(細さは変わってくれないから)次回は、プレタMサイズで購入したら、やたらと着丈が長かった着物で練習してみます。
ネットでポチッとした袴も届くはずなので、来週の自主練は盛りだくさんです♪
2018年合同新年会。
週末は京都の老舗料亭「幾松」さんで吉澤暁子きもの着付け教室の合同新年会に参加させていただきました。
吉澤先生の着付けメソッドを求めて様々な場所から集まった50名弱の着物好きが集まり、それはそれはもうお店の方も大変驚くほど華やかで和やかな新年会になりました。
吉澤先生より今後の展望や先生が信頼を置く講師の先生方や先生を支える方々のご紹介もありました。
上級コースを受講してからは、ただ目の前にある課題を乗り越えていくことで精一杯だったのですが、吉澤先生のお話を聞いていく中で幾つかの道が見えたように思います。吉澤先生はご自身の大きな道と、先生の歩く道の周りにも小さな小道をたくさん作ってくださっているように思います。
吉澤先生や先輩方の背中を見ながら、同じ道を進むのか、違う道を自分で進んで行くのか、「着付け師になりたい」と思い立ったものの、”どんな”着付け師になるのかということを今後の課題にしていこうと思います。
あと、余談ですが。。。
美味しくて美しいお料理の数々はもちろんですが、器やグラスなども素敵で、私のテーブルでも「素敵なお湯のみですね〜」なんて何気なく話をしていたら、たまたまお料理を運んで来てくださった中居さんが「お土産のご用意もありますよ、」とセールスコメントをさらりと織り交ぜていらっしゃいました。
それがとても気持ちよく、きっと目の前に同じ商品があったら「じゃぁ、一つください」と思わず行ってしまいそうな。
何気ないその一言とタイミングと口調がすごくピタっとその瞬間にはまって「こういう人が仕事できるよね!」という会話で盛り上がり、人の会話にさっと気持ちよく入るスキルって素敵だし私には足りていないな、と思いました。
どこにでもその道のプロは居るもので、レベルアップしたいなと思う時は、少し背伸びかなと思う場所に身を置くことで、レベルの高いプロに出会うチャンスが増えるんだなと思いました。
今回の幾松さんも、私が普通に生活している中では選択肢に入ってこれないようなとても歴史ある由緒正しい料理旅館でした。このような場所に訪れるきっかけをくださった吉澤先生に感謝です。
本当にお料理美味しかった。。。。
さて!素敵な新年会を終えて、士気が上がった所で、新年会に着て行った付け下げの着せ付けで自主練。トルソーさんの身長を少し高くして練習してみました。(ので、おはしょりが短いのはそのためです)
最近、襟の角度を鋭角にできるようになりました。自装では90度にすることが多いので、なかなか角度をつけるのが苦手でした。まだ左右対称にはなっていないのですが、角度をつけることにはなれました。いろいろな襟の角度があると思いますが、全体のイメージを想像しながら角度をつけることが大事だなと思います。
しかも、後には戻れないですしね。。。それが着付けの怖い所。。。
後ろのおはしょりのシワ、ちゃんと横にしまわなければね。
テンションのポイント
自主練。
自宅に留袖は持ってきてないので、ひとまず正絹でツルツル滑りやすい小紋で練習。
床すれすれの着丈にしようと慎重に調整するものの、腰ひもをかける前に後ろ身頃が床についてしまったり。位置を調整したり固定するよりもキープするのが一番、力?がいるような。もしかしたら身頃を持つ位置が関係してるのかも?
高さを決めるのに前へ引くのですが、後ろ身頃のテンションがかかっているところがお尻のトップぐらいにきていたように思います。お尻より上にテンションがかかるポイントがこないから前幅を調整しているうちにずるずるずれてくるのかも?
何度か、共衿と背中心を持つ高さを変えながらトライしてみると、前幅を調整してもずれないポイントを見つけることができました。
素材や身丈の長さとその方の身長によっても変わってくるのかもしれませんが、一応自分の中での答えが出ました。
力(テンション)がかかっている場所がポイントでわかれば、きっと必要以上の力をかけなくてもキープできると思うんです。
その日の自主練は着丈と前幅だけを黙々とトライ。
そんな日もあってもいいのかも。
Lesson10
2018年最初のお稽古でした。
早くもLesson10です。初めての留袖との対面でした。
初めまして、比翼さん。大変だとは聞いていたからすごくすごく構えて挑んだんですけど、構えすぎてビビってテンパっただけでした。
色んなところに気を取られすぎて、普段できていることができなくなる。単純に紐を斜めにかけてしまっていたりおはしょりが綺麗にできなかったり。心も体も揺らぎすぎました。
何よりも大事なのは基礎。
腰ひもはまっすぐ、じわーっぴた。
どんな時も揺らいではいけない部分ですね。
あとは力加減がまだまだ探り探りですね。
特に重みのある留袖の腰ひもや胸紐はしっかり締めたはずなのにゆるいと指摘され、いつもゆるゆるになりがちな袋帯はぎゅうぎゅうに締めすぎて締まり過ぎ、と言われました。ええ塩梅を模索中です。
去年の夏から始まった上級コースも、もう10回を終えました。
自分の中で変化したと思えたことはこの2つでした。
・自分の癖に気がついた(腰ひもが右上りになる、背中のクロスが苦手などなど)
・上手くいかなかった時の原因がわかるようになった
少しずつ変わってきた自分も確認しながら、練習は怠らず!ブレない気持ちと技術を高めていきたいと思います。
Lesson8
季節外れの浴衣の着せ付けでした。
友達は家族に自己流で着たり着せたりしていた時はなんだか複雑な手順だったように思いますが(もうそれも忘れた)吉澤先生に教わった手順はとてもシンプルです。
引き続きですが、欲を出さない。1つの手順を1回で完璧に。と言うところを意識するようにしています。
綿の摩擦でえり合わせやおはしょりの処理は1テンポおおくれることもありましたが、とにかく着物と同じ手順。を意識。
そして半幅帯です。まずは基礎の文庫結び。
手先はきっちり半分。羽のひだはきっちり折り目をつける。ただそれだけで綺麗な文庫結びになります。
自分でもすごく納得のいく仕上がりに、吉澤先生にチェックしてもらう時にこれでもか!とドヤ顔してしまいました。
なんでもそうですが、綺麗に仕上がった時はパァーっと嬉しくなります。
着せ付けした方もパァーっと明るい顔になるような着せ付けができればと思っています。
その後は苦手だったタレを上に結ぶ、やの字や貝の口もおさらい。(貝の口はナイキみたいな形!というのがこの日のツボでした)誰が見ても素敵。と思われるような綺麗なバランスを考えます。
練習で使った帯がとても長かったので、長い帯の捌き方・アレンジのバリエーションももっと考えてチャレンジしてみたいなと思います。
Lesson7
上級コース名古屋帯の2回目でした。
前回、手順とポイントを教わったものの、自宅で復習するといい締め具合が分からずちゅっと壁にぶつかって居ました。練習はだいたい23時からスタートで、上手くいかない時は着物やら帯やらいろいろ引っ張り出したままふて寝してしまいます...
ただ、直後に吉澤先生の大丸うめだ店での公開レッスンを見に行き少し解決?むやみに締め過ぎていた様子です。公開レッスンで気づくこともたくさんあり、大事な勉強の機会です。
さて、いざお稽古で実践。
一通り名古屋帯まで締め終えて、先生にチェックして頂きます。基礎通りには出来ていると言っていただいたので、ひとまず安心。
お稽古で手順を教わる→自宅で練習→つまづいた所を次のお稽古の課題に というのが最近の流れですね。
着物までの着付けに関しては、まだ時間を気にせず、手順通り・基礎通り。無駄な動きは減らそうとはしているものの、ここから20分で着付けできるようになるのか?!とちょっとだけ不安にもなりますが、もっと削ぎ落とすところもあるしひたすら反復練習しようと思います。
あと、欲が出て余計なところを触らないようにする!!少しだけ心当たりもあったりしたので、先生の言葉はいつだって私をドキっとさせます。笑
自宅練習の甲斐あって帯揚げは納得いく仕上がりに!と思っていましたが、隣で先輩のスキッと仕上がった着付けを見て、思い上がっていたな、、、と即反省!!
手持ちの帯揚げをいろいろ出してきて練習します!
上手くいかない時は悩みますが、道が見えた時はパァっと目の前が明るくなりワクワクします。一つずつですが、一つずつを丁寧に綺麗にしていけばいつか目指している着付けが出来ると信じています。
パーソナルカラー診断
流行りのパーソナルカラー診断に行ってきました。
イエベとかブルベとか良く聞くんですけど、正直良くわかってなかったです。身に纏うものを選ぶときの顔映りというのも感覚的なイメージしか分かっていませんでした。
今回はパーソナルカラーの基本知識や色の作り方や配合、苦手な色の取り入れ方なども教えて頂きとても勉強になりました。
教室で勉強している着付けと同じで感覚的にではなく理論的に説明されると、受け取る側の理解度がぐんと増すことを実感しました。
診断結果はブルーベースのウィンターさんでした!
ウィンターの中でもビビットな色合いが似合うということで、スプリングの濃いめの色も似合うそうです。
パーソナルカラー診断では微妙に違う4種類の布を首下に当てて顔映りを見ます。私はブルーベースだったので、黄色が入った色だと顔がくすんで見えました。逆に青みがかった色だと顔がパキッとハッキリ見えるんですよね。
顔映りとよく言いますが、本当に光を反射して色が顔に映っているんですよね。。。驚き。
逆に友達はイエローベースのスプリングだったので、ブルーベースの色を合わせると顔が青白く見えていました。人のを見るとより違いが分かりました!
一番違いがよく分かったのは白と黄色でしたね。アイボリーや生成り よりもオフホワイトや真っ白の方が顔のラインが綺麗に見えて良い印象だったし、苦手な黄色もレモンイエローは同じようにパキッと見えました。
逆にキャメルやアイボリーなどオータムの色は苦手だったんですけど、顔周り以外で取り入れるとOKと教えて貰いました。
なんとなく濃い色や黒が似合うかなーと思ってお洋服を選ぶことが多かったので(淡い色は汚すのが怖くて避けてきたという方が正しい)ちょっと安心。笑
ちょっとでも、自分が綺麗だなと思える姿になりたいですね。